1974年、ラグジュアリー『Luxury / 高級品』に由来する L-シリーズの発売30周年を機に2004年に新たに誕生した最高峰ハンドクラフト・モデル、YAMAHA LL-86 ARE Customの入荷です！本器はヤマハが誇るハンドクラフトの最高峰モデル。ヘッドの化粧板にもハカランダ材が使用され、豪華なアバロン貝巻き、ゴトー製 Sealed Back GGオリジナル・ペグ、トラ杢メイプル・バインディング、エボニー指板＆ブリッジ、桜インレイ・ポジション、マホガニー＆パドックの5ピース積層ネック、ベッ甲柄ピックガード、ボディトップ＆バック＆サウンドホール・ロゼッタには豪華なアバロン装飾が施され、トップは黄金色に輝く最高級イングルマン・スプルース単板にA.R.E加工が施され、サイド＆バックには厳選された最高級材のブラジリアン・ローズウッド・２ピース単板が採用されており、歴代の銘器でも数機種しか製作されなかった裏板ハカランダ・２ピース仕様はかなり希少です。更に熟練の職人による胴前面ラッカーフィニシュで仕上げられた受注生産の最高峰モデルです。ボディ内部のインナー革ラベルには桜井氏のサインも確認できます。今日までの技術と熟練の職人により生み出される芸術的サウンド！トップの最高級材にはA.R.E加工が施され、また往年の伝統的なノン・スキャロップXブレイシングの採用で、低域は低域らしく閉まりが有りながら野太く箱鳴りする響き、中域のレスポンスの良いクリアーで澱みのない輪郭の際立った粒立ちの良い中期の鳴りも魅力で、高音域はヤマハ特有の『シャリ～ン』と響くブライトで艶の有る濱家かな倍音豊かな鳴りは最高峰モデルに相応しい素晴らしい鳴りです。積層ネックの弦振動の伝達も心地良く響き、旧 LLより更にレスポンスとサスティーンが増した最高峰サウンドを堪能して頂ける逸品です。状態は使用感も殆ど無くコレクター様がコレクションとして所有されていたワンオーナー品です。フレットの減りなども殆ど見受けられず、まだピックガードの保護シールも付いたままの極上品です。弦長650mm、ナット幅約43.5mm、弦高は12F6弦で約2.3mm、1弦約2mm、サドルの余裕も4mmあり、ネックの元起や反りも問題なくロッドの余裕も見られネックを含めプレヤビリティも良好です。オリジナルハードケース、ご購入当時の保証書、取説、スペアーサドル、スペアーブリッジピンが付属しています。本器は既に生産が完了しており新品の市場価格も200万越えの最高峰モデルです。後継機種は一体どの幾らいの価格になるのでしょうか？世界的にも近年の価格高騰や高級材の枯渇でオーダーが止まったりで年々入手も難しくなっております。何時かは入手したい一生物のアコギとしてもオススメの逸品です。新品のご購入などご検討をされている方は、是非この機会にご検討を頂ければ幸いです。