S.YAIRI YD-308 Left Hand CTM Oder Model / Vertical Logo・Schaller Gold Peg・Solid Abalone Trim & Rosette・Solid German Spruce Top・Solid Jacaranda Side and Back・Ebony Fingerboard and Bridge・Under Finish Black Pick guard【With Hard Case】1974年製
Price:
¥498,000-(税込) → ¥440,000-(税込)
S.YAIRI 300シリーズの最高峰モデル、S.YAIRI YD-308 Left Hand CTM Oder Modelの入荷です!矢入楽器製造は矢入貞夫氏によって1938年に名古屋で創業され、マーティンギターを手本し国内のアーティスト、谷村新司氏や井上陽水氏など著名なミュージシャンに愛用され、アイルランドのローデンやモーリス楽器製造などの同業他社のOEM製造も手掛け、至高芸ともいえる見事なばかりのハンドクラフト技術がギターを芸術品にまで高めた日本のギターメーカーとしても最も歴史のあるブランドです。
本器はカ最高峰モデルのS.YAIRI YD-308をLeft Hand(左用)にカスタム・オーダーされた初期の最高峰モデルです。本器はシリアルナンバーから1974年製になります。ただネックブロックにはカスタムオーダーのため品番のスタンプは有りませんが、スペックから間違い無くYD-308の左用になります。初期は指板エンドに品番が有りますがYD-308は指板エンドにアバロン巻きが有り指板エンドが狭いため品番の刻印は有りません。ヘッドにはシャラー製ゴールドペグ、縦ロゴ、トップにはジャーマン・スプルーズ単板が採用され、サイド&バックには杢目は柾目ハカランダ単板、エボニー指板&ブリッジ、ソリッド・アバロン・バインディング&サウンドホール・ロゼッタ、塗込みブラック・ピックガードと作り込みも素晴らしいS.YAIRI クラフトマン・スピリットを感じる逸品です。また本器は制作段階からレフト・ハンド仕様でナットやブリッジサドルの溝も左用で製作されております。パーツ関係もフルオリジナルの逸品です。
店主は右利きでEmやAmぐらいでしか弾けていかせんが、サウンドは締まりの有るスケール感の有る伸びやかな低域にブライトで輪郭の有る中域の音抜け、煌びやかで艶の有る倍音豊かな高音域やトータルバランスの良い逸品です。状態は使用感も少なくペグの金属劣化も僅かで光り輝いております。トップの右下のバインディング辺りに擦り傷が見られるぐらいで綺麗な状態を保っており、サイドはこの時代に見受けられる白濁がショルダー辺りから部分的に見られますが、傷や打痕は殆ど見受けられず綺麗で、バックもセンター辺りに軽いバックル傷とエンド付近に僅かに白濁が少し見られますが、生産から半世紀以上経過したギターとは思えない綺麗なコンディションを保った極上品です。ネック裏も3F裏辺りに塗装のくすみが有りますが気にならいと思います。またネックヒールのストラップピンの増設やピックアップの搭載はありません。弦長約650mm、ナット幅実測約43.8mm、弦高は12Fの6弦約3mm、1弦約3mmでサドルの余裕も約3mmありネックの元置きも見られずネックを含めプレヤビリティも良好です。汎用ハードケースも付属しております。超希少なカスタムオーダーのレフトハンド・モデルなので今後の入手は難しいと思われます。。近年のジャーマントップ/ハカランダ仕様の価格高騰を考えればかなりお買得プライスだと思います。。是非この機会にお試しを頂ければ幸いです。