稀少なアルトギター、TEODORO PEREZ Concierto Alto Guitaの入荷です。セオドロ・ペレス氏は、14歳でホセ・ラミレス３世の元に見習いとして雇われ、1992年に独立し後にTEODORO PEREZとして製作を続けました。
本器は2014年に制作された稀少なアルトギターになります。トップは杢目も美しいジャーマン・スプルース単板、サイド＆バックはハカランダ材を思わせる高級材マダガスカル・ローズウッド単板が使用され、ペグはアレッシー製ではと思います。指板は黒々としたエボニー材が使用され、ハカランダ・ブリッジ、バイアス・ボディートリウム＆ロゼッタ、マルチ・ウッドバインディング、ナット幅約50mm、弦長約530mm、極薄のセラック塗装で仕上げられた逸品です。
サウンドはコンパクトサイズながら音量も豊かで、本来は５度アップのチューニングでの演奏でも演奏されますが、本ギターはハイテンションのレギュラーチューニング用の弦を張っており締まりの有る弾ける様な低域と粒立ちの良い中域に柔くも優しい高音域の鳴りが魅力です。状態は使用感も少なくペグの金属劣化も見受けられず、トップには光の翳して分かる程度の極軽微な擦り傷程度でサイド＆バックやネック裏も綺麗で演奏性も問題ありません。
ナット幅約50mm、弦長約530mm、弦高は12F6弦約3.8mm、1弦約3mm、サドルの余裕も見られネックを含めプレヤビリティも良好です。可愛いオリジナル・背もハードケースも付属しています。ルックスも可愛いく何時でもそばに置いて爪弾きたくなる逸品です。