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Martin D-28 / Old Style Decal logo・Original Peg・Solid Sitka Spruce Top・Solid Rosewood Side and Back・One-piece Mahogany Neck・Ebony Fingerboard and Bridge・Original Black pick-guard【With Marin Hard Case】1981年製
conditon:
EX+
Price:
¥SOLD-
top:
シトカ・スプルース単板
side:
ローズウッド単板
back:
ローズウッド単板
finger board:
エボニ-
neck:
ワンピースマホガニー
case:
Martinハードケース付
1931年に登場したマーチン社の定番中の定番モデル、Martin D-28の入荷です。
本器は世界中のアーディストやミュージシャン、ギタリストの愛器として名曲を奏でるスタンダードモデル。また本器は1980年代初頭のモデルでアコギの冬の時代と言われ、マーチン社でも熟練の職人だけが残り生産規模も縮小され、更にクオリティーの高い製品を世に送り出した事でも知られ、近年は評価を高め価格も高騰している1980年代初頭のヴィンテージモデルです。
トップはシトカ・スプルース単板、サイド&バックにはインディアン・ローズウッド単板が使用され、ネックはマホガニー・ワンピース、漆黒のエボニー指板&ブリッジ、オリジナル・ペグ、ホワイト&ブラック・マルチバインディング、オリジナル・アンダーフィニシュ(塗り込み)ブラック・ピックガード、ノーマルサドル、SQネック(スクエア・ロッド)で、70年代の仕様を継承しながらサウンドを含めクオリティーを高めた逸品です。
サウンドは王道のノンスキャロップド X. ブレイシングで、この時期の個体は70年代に比べ高音域の煌びやかさがと張りのある中域の粒立ちや音抜けも良くもたつきも無く艶やかに響く高音域もリバーブ感や奥行きの有る代表的なこの時期のマーチンサウンドに仕上がっております。前所有者の方は特に2カポはお気に入りだったそうで、確かにストロークでも軽く爪弾いてもマーチンらしい低音の野太さが有りながら高音の艶のあるブライトさが際立つサウンドです。ネックグリップも70年代より僅かに薄めのオーバルグリップです。
状態はペグの金属劣化も見られず輝いており、ヘッド裏や表に軽い傷が見られ、オリジナル・ピックガード脇のマーチン・クラックも見受けられず、ガードの周りが少し浮きが有りますが強度やサウンド、演奏性には問題がありません。またガード横に打コンやブリッジ下辺りに細かな打コンは年代相応に見られますが、クラックなどの木部の割れや修復歴は見受けられません。サイドやバックは傷、打コンは少なく塗装のウェザーチェッキングも見られず僅かに塗装劣化で艶の薄い箇所は見られますが木部と馴染んでいる感じです。ネック裏も演奏に伴い艶が薄くなっておりますが演奏性は問題ないと思います。スクエアロッドながらネックの元起やそり、ブリッジ周りの膨らみも見受けられずプレイコンディションは問題ありません。
弦長645.2mm、ナット幅約43mm、弦高も12F6弦約2.5mm、1弦約2mm、サドルの余裕も約2mm程あり微調整も可能で元起や反りも見られずネックを含めプレイヤビリティも良好です。
年代違いの近年物ですが、Martin製ハードケースも付属しています。1979年には約3000生産されていましたが1981年には約1500本と半減しており。中古市場でも玉数の少ない1980年代初頭の稀少モデルです。近年急速に評価を高め価格も高騰してる狙い目のライト・ヴィンテージです。是非この機会にご検討を頂ければ幸いです。
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