YAMAHA LL-51A Custom / Abalone Head Trim and Custom Inlay・Abalone Trim and Rosette・Solid Spruce Top・Solid Brazilian rosewood Side and Back・Ebony fingerboard and Bridge・Tortoise Color Pick guard【With Original Hard Case】1995年製
既に生産完了の打撃系カスタムの傑作、YAMAHA LL-51A Customの入荷です!本器はLLシリーズAタイプは1985年に誕生し1996年には生産が産完了した打撃系の傑作です。ご存知の通りAタイプはL-31Aなどタイトなレスポンスと打撃系の骨太の鳴りを追求した仕様で本器は最高峰のLLシリーズAタイプになります。トップは最高級スプルース単板、サイドやバックは濃淡の有る板目杢の稀少なブラジリアン・ローズウッド単板(ハカランダ)、この時期は無垢でブロックのソリッド・アバロン一個一個嵌め込んで装飾され後期モデルとは輝きが違います。ヘッドにはTM-67G、スクエアのカスタム・ヘッド・インレイ、メイプルバインディング、エボニー指板&ブリッジ、マホガニーネック、オリジナル・ポジションマーク、べっ甲柄ピックガード、胴全面高級ラッカー仕上げのティンテッド・カラーで仕上げられた打撃系カスタムの傑作です。またボディ内部のインナー革ラベルには成瀬氏のサインが確認できます。ただラベルに1996.5.14と有りますが、これはファーストオーナーが購入された日付を記入された物だと思います。シリアルナンバーから本器は1995年製になります。
サウンドは弦のチューニング時に既に『鳴りますから』を主張する打撃系。低音は低音らしく箱鳴りする野太く骨太で沈み込みような様な奥行きも有り、中域は輪郭の際立った歯切れの良い音抜けが素晴らしく強めのストロークでも輪郭が崩れずハッキリした出音が心地良く響き、軽く爪弾いても華やかで煌びやかな倍音豊な艶やかな鳴りと、ガツンと弾けば『ドンシャ〜ン』の打撃系の骨太の低域に華やかで艶やかなゴージャスな鳴りはカスタムならではサウンドです。。
状態は使用感も少なく僅かにペグのメッキの曇りが少し見られますが機能的にも問題は有りません。ヘッドに僅かに白っぽく白濁が見受けられますが、その他ボディやネックなどには白濁は無く、トップな殆ど無傷の状態でピックガードのピッキングスクラッチ傷もほとんど見受けられません。右サイドに軽微な擦り傷が1箇所ぐらいでバックも素晴らしく綺麗でハカランダ材の濃淡や物凄い板杢も綺麗で殆ど無傷と言っても過言でじゃないコンディションを保っております。ネック裏も綺麗でフレットも高さが有り9分目ぐらいは残っております。またフルオリジナル・コンディションでネックヒールのピン打ちやピックアップの取り付けや木部の修復歴なども有りません。弦長651mm、ナット幅約43mm、弦高も12F6弦で約2.5mm、1弦約2mm、サドルの余裕も約4mmありトラスロッドの余裕も見られネックを含めプレイヤビリティも良好です。オリジナル・カスタムハードケースも付属しています。近年益々入手が難しく価格も高騰しており、状態の良い最高峰モデルのハカランダ材を使用したカスタム・モデルとしてはお値打ちの設定にさせて頂きました。是非この機会にご検討下さいませ。お見逃しなく!